
笑い声を録音して登録することでチャリティーに貢献できる面白いプロジェクト The laughing cow 100 years
赤い牛さんでおなじみのチーズ製品
今回ご紹介するのは、日本でも恐らく多くの人が一度くらいは見たことがあると思うのですが、赤い牛のキャラクターが特徴的な The laughing cow のチャリティーサイトです。
自分の笑い声を登録するとそれがチャリティーにつながるという面白い試みのサイトで、実際にアップロードされた音声はサイト上から聴くことができるようになっています。
笑い声がたくさん収録されたいろんな意味で面白いサイトとなっています。
リンク:
WebGL でグローバルな雰囲気を演出
今回のサイトでは WebGL は地球儀の描画のために使われてます。
賑やかしのグラフィックスとしての使われ方というよりは、世界中の地域をわかりやすく見せるための、実用性の側面の強い使われ方だと思います。
とは言え、どこかトイっぽいような、可愛らしい感じの質感の地球の 3D モデルは、サイトの雰囲気にもぴったりマッチしているなと思います。
世界中の各地域からアップロードされた笑い声の音声があり、それらをサイト上で実際に聴くことができます。
もちろん国や地域によって件数にはバラツキがありますが、この記事を執筆している時点で 66,000 件以上のデータがクラウドに上がってるみたいですね……
アップロードする際の環境のせいか、それともクラウド側の環境のせいか、あまり音声の品質は高くなさそうですがとにかく件数が多いです。
やや見えにくいですが、音声がアップロードされた地域は白いドットが表示され、選択することで音声を試聴できます。
もちろん、日本からでもアップロードすることは可能です。
実際にアップロードする手順に沿って進めていくと、ブラウザでマイクのアクセス権を求められるので許可してやる必要があります。
笑い声を収録するための手助け(補助)として、おもしろ動画が一時的に再生されるんですが、なんとなく爆笑というよりは微笑ましい感じの動画になっています。
日本からは、記事の執筆時で2件の笑い声がアップロードされているようで、そのうち1つは沖縄の米軍基地からかもしれないですね…… 海外の人っぽい声でした。
そもそも日本ではそれほどメジャーな製品でもないので、プロモーションとしてそれほど力が入っているはずもなく、こればっかりは仕方ないですね。
しかしメニューから言語を選択しようとすると、日本語はもちろん、かなりの数の言語が用意されていてグローバルにサイトを展開して、少しでも多くの人たちが参加できるよう工夫しているようでした。
WebGL の技術的な部分では特に目新しいものや珍しいものはないのですが、非常におもしろい取り組みだなと思いました。
ぜひチェックしてみてください。