ミニゲームや隠し要素など随所にファンを楽しませる工夫が見られるスペシャルサイト FanZone36
レース自体はすでに開催済み
今回ご紹介するのは、ル・マン24時間耐久レースにちなんだウェブサイトで、Alpine Elf Matmut Endurance Team の名前で公開されています。
モータースポーツに詳しくなくても、ル・マン24時間耐久レースはかなり有名で歴史もあるレースなので、名前くらいは聞いたことがあるという人も多いかもしれませんね。
レース自体はすでに今年の開催が終わっているのですが、開催期間中に公開されていた今回のサイトでは、ライブ配信、ミニゲームのスコアに応じたプレゼント企画などが行われていたようです。
リンク:
FanZone36 : Alpine Elf Matmut Endurance Team
3D シーンには隠し要素も
ウェブサイトは 3D と 2D を組み合わせたような構成になっており、ときと場合に応じて表示されるものが大きく変化します。
ページのロードが完了した直後は、サーキット(のごく一部)を俯瞰して見ているような感じのカメラ位置ですが、Enter ボタンをクリックするとメインの 3D シーンが現れます。
結構細かく作り込まれたジオラマ風のテイストの 3D シーンで、すごく雰囲気がありますね。
ライトの光の感じとか、すごくきれいですよね。もしかしたらなんですけど、この夜のような雰囲気は、現地時間が夜だからそういう外見になっているのかもしれません。(なので見る時間帯によって変わるのかも)
また、このシーンが最初に表示されたときに現れる操作説明にもあるように、クリックしたままドラッグ操作を行うことで視点を動かすことができる他、スクロール操作を行うとカメラがシーン全体を真上から見下ろすようなアングルにすることもできます。
画面の左側にあるメニューの各項目は、3D シーン内にあるアイコンとそれぞれ連動していて……
どちらをクリックしても、対象のコンテンツを閲覧できるようになっています。
用意されているコンテンツの中にはミニゲームなどもあり、これは記事の執筆時点でも普通に遊ぶことができました。
ランキング機能などもあり、レースが開催されていた当時はこのスコアに応じてプレゼントがもらえたりしたようです。
モバイル端末でプレイすることを前提にしたゲーム設計になっているのでマウスでポチポチ操作するのはちょっと難しかったです(笑)
こういうファンサービスみたいなサイトがあったら、よりレースを深く楽しめそうですよね。
モータースポーツは好きな人はとことん好きだと思うのですが、いかんせん、いろいろな種類の競技がありますので普段あまり見ない人にとってはちょっとわかりにくい世界かもしれません。
かくいう私も、そんなに詳しいわけではないのですが……
モータースポーツには独特な魅力があり、また自分の応援するチームが良い成績を残したときの感動はひとしおです。
今回のサイトでは WebGL を使ってビジュアルにもこだわりつつ、ユーザー体験型のコンテンツとして様々な工夫が凝らされています。3D 的にもいい意味で小さくきれいにまとめられており、とても完成度が高いと感じました。
ぜひチェックしてみてください。