ギターやベースをオリジナルデザインで注文できる WebGL 製カスタマイザ実装 Fender Mod Shop
高い買い物だからこそじっくりカスタム
今回ご紹介するのは、ギターやベースをオンラインでカスタムしながら、外見や質感を確認できるカスタマイザ実装です。
私はギターやベースのような弦楽器の類はなに1つ演奏できないのですが……
ただ、楽器はやっぱり効果な道具ですし、オンラインでカスタムできることはかなりメリットが大きいのではないかなと思います。
操作もシンプルで、わかりやすい実装となっています。
リンク:
Custom Guitars & Basses Designed By You | Fender Mod Shop
光沢や木目などなかなか再現度は高い
今回のサイトの WebGL 実装は、CG の質感としてはどちらかというとリアリティを重視した仕上がりになっています。
金属部分の光沢や、木材の持つ木目模様など、それなりに本物に近づけようとしている様子がうかがえます。
当サイトからリンクしているカスタム可能なモデルの一覧ページより、いずれかの製品を選ぶとカスタマイザを起動することができます。
ビューア部分は、モデルを 3D 的にぐりぐり動かしたり、ある程度はズームイン・アウトもできるようになっています。
画面右側にいろいろなメニューが表示されるようになっているほか、3D のビューア部分をクリックすることで、クリックされた箇所に対してどのようなカスタマイズ可能な項目があるのかが右側に表示されるなど、3D ビューアとメニューは連動して動くようになっています。
光沢の具合などは見る角度によって変わったりもするので、いろいろな角度から観察してみるとより詳しく質感を把握することができます。
個人的にちょっと面白いなと思ったのが、スナップショット機能です。
外見と、その外見を実現していたときの構成を、文字通りスナップショットとして記憶しておける機能ですね。
この機能があることによって、一度お気に入りの状態を保存しておき、続けていろいろ設定を変えながら検討を重ねていく…… みたいなことが実現可能となっています。
こういう使いやすさの部分が考慮されているというのは、とても素晴らしいことだなと感じました。
スナップショットは画面の左下あたりから保存したものを見ることができる。
WebGL を利用した製品のカスタマイザ実装には、現在までにも様々なジャンルのものがありました。
たとえばマグカップやスマートフォンケースのような比較的安価で日常的に利用するグッズを対象としたものから、クルーザーのような庶民にはあまり縁のない製品まで、ほんとにいろんなタイプのものを当サイトでも紹介してきました。
今回の場合、もともとある EC サイトに埋め込むことを前提にして作られたような雰囲気がありますが、スナップショットの機能など、高価な製品であるギターやベースをユーザーがじっくり検討できるような工夫が凝らされており面白いなと個人的には思いました。
ぜひチェックしてみてください。