ゲームとアートの中間のような独特なテイストが人気の Townscaper に WebGL 製のデモ版が登場!

doxas : 2021-12-09 13:42:30

効果音もここちよい人気ツール

今回ご紹介するのは、Steam のようなゲームプラットフォームでも有料で販売されている作品で、ゲーム作品とアート作品の中間のようなツール Townscaper のデモ版です。

製品版とほぼ同じことができる、ウェブブラウザ上で操作可能なデモ版ということですが、恐らく Unity で開発されているものを WebGL ビルドしたものだと思います。

初回時のみ、ちょっと長めのロード時間が掛かります。

二回目以降は、びっくりするほど高速に読み込みが終わるようになっていて、もちろん、ロードが完了してしまいさえすればかなりサクサク動作します。

リンク:

Townscaper

形状に応じて自動生成される小物オブジェクトにも注目

今回の作品、Townscaper そのものをご存知の方であれば、説明は不要でしょう。

もし Townscaper の存在を今回始めて認識したという場合でも、おそらくはあまり細かく説明しなくても楽しく遊べると思います。

ロードが完了したあとに表示される場面では、小さな島が水面の上に浮かんでいて、そこに建物が建築されているように見えると思います。

マウスカーソルを建物や水面にもっていくと、その部分に白っぽい枠のようなレイヤーが出てきますので、そこでクリック操作するだけです。

上の画像で、ちょうど、手前に向いている水面付近の壁に、白っぽく半透明のレイヤーが乗ったようになっているのがわかるでしょうか?

クリック操作を行うと、ポコン! という感じの軽快な効果音と共に、街を構成する道や建物が自動的に生成されます。

この効果音がめちゃくちゃいいんですよね……

思わず何度もクリックしたくなります。

なお、左クリックが建物などの生成、右クリックで生成した建物などを消去、という操作になっています。

驚くべきは、地形の自動生成がかなり賢いというか……

特定の条件を満たす場合に、地形や建物が自動的に姿を変化させることがあります。たとえば上の画像であれば、浜に降りるための階段などが見えるかと思いますが、これは「階段を設置する」という操作を行った結果ではなくてあくまでも自動で生成されたものです。

柵や樹、あるいはベンチなどのオブジェクト、各種入り口なども自動的に生成されますので、ユーザーはかなりシンプルな操作でクリエイティビティの高い街づくりに没頭できます。

また、画面の右上にあるメニューを展開すると、CG のレンダリングタイプを変更したり、太陽の高さを変化させ、夕暮れや夜を再現したりすることもできます。

Townscaper 自体は、普通にゲーム系メディアなどで何度も紹介されている作品なので、すでにご存知だったという方も多いかもしれないですね。

WebGL 製のデモ版でも製品版とほぼ遜色ない操作が可能で、本当になんというか……

めちゃくちゃ時間泥棒なのでマジで注意する必要があります。

また、効果音の使い方、建物などができるときのバウンドするようなアニメーションは、ウェブのインタラクションを考える上でもとても参考になると思います。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

Townscaper

share

follow us in feedly

search

search

monthly

sponsor

social