PlayCanvas で作られた投資信託ファンドが提供するお金についてしっかり学べるオンライン教材が面白い
かなりのボリュームがあり見応え十分
今回ご紹介するのは、PlayCanvas で作られた WebGL 実装で、いわゆる投資信託の銘柄を運用するファンドがスポンサーをしているコンテンツのようですね。
投資信託のファンドが提供している、という点を訝しく思う人もいるかもしれませんが、内容はかなりしっかりしている印象で、銀行選びや車を購入する際に気をつけることなど、かなり具体的な例をいくつもあげて、お金について学ぶことができるようになっています。
残念ながら日本語版は用意されていないのと、当然、日本では若干事情が異なるケースもあるのでそのあたりは注意ですね。
リンク:
How Not to Suck at Money – Sponsored by Invesco QQQ
未来からやってきた自分
はじめに断っておくと、私は英語力が結構怪しいのでもしかすると読み誤っている部分があるかもしれません。そこはご了承ください……
今回のコンテンツの時間軸は現代、まさに 2021 年に設定されていて、未来からやってきた自分がナビゲーター役となりお金に関する様々な事柄を勉強することができる、という内容です。
未来からやってきた自分は、ワニの着ぐるみを来ていてなんともファンキーです。
というか、登場人物も、描写される世界も、すべてがめちゃくちゃファンキーです。
もちろん人により好みはあると思いますが、こういうテイストでガッツリ 3D シーンな WebGL コンテンツは結構珍しいと思いますし、めちゃくちゃ面白いですね。
コンテンツは対話形式で進んでいき、基本的にはクリックするだけでメッセージ送りができるため操作はまったく難しくありません。
時と場合に応じて選択肢が表示されたり、進行度によっては動画を見ることでより詳しく物事を把握できるようになっていたり、とにかくコンテンツとしてはかなりしっかりしていますね。
英語の細かいニュアンスなどは私では読み取りきれてない部分もあるかもしれないですが、全体的に、比較的平易な英語なんじゃないかなという感じがします。
体裁としては、お金の秘密を集めていく、みたいな感じで一種のミニゲーム的な味付けになっています。
街中にはたくさんの登場人物が用意されていて、彼らの1人1人になにかしらのテーマが与えられています。
クレジットカードや奨学金、投資信託、車の購入など……
人生で直面する可能性のある様々なお金に関する事柄について、対話しながら提示される選択肢を通じて勉強できるようになっています。選択肢が提示される質問の個数は(正確に数えてはいないですが)1人物あたりで、多いと10個弱くらいあるみたいでボリュームはかなりありますね。
ポップなカラーリングのビジュアルも面白くて、ぜひ日本語版がほしい(笑)
スポンサーしているのは投資信託のファンドであり、最終的には投資信託の良さもアピールしたいという事情はもちろんあるのでしょうが……
とはいえそこを無理矢理宣伝してくるような内容ではなく、単純に教養として身につけておいて損はないような内容になっているなと感じました。
PlayCanvas を使って実装されているみたいですがとにかく見た目のインパクトが強いですし、内容もしっかりしており、必要に応じて動画を視聴したり PDF をダウンロードしてローカルに保存できたり…… すごく、手厚い内容だと思います。
トゥーンレンダリング風のグラフィックスを見るだけでも、本当に楽しい雰囲気を感じ取れると思います。
ぜひチェックしてみてください。