電子レンジが飛び跳ね燃える! 白熱のリーダーボードも楽しい MicroWaver 59 が面白い
どこまでも駆け抜け飛び越えろ
今回ご紹介するのは、Pink Yellow という制作スタジオのデビュー作であり、WebGL をガッツリ使ったミニゲームを主軸にしたウェブサイト MicroWaver 59 です。
いわゆる技術デモ的なものだと思うのですが、完成度が高くついつい熱中してしまうような中毒性が感じられるミニゲームが実装されています。
リーダーボードの機能があり、これまでにストックされた記録もすでにかなりの数に上っています。
リンク:
簡単な操作で誰でも楽しめる
今回のサイトはミニゲームがメインのコンテンツなのですが、イントロムービー的な仕込みがあったり、リーダーボードの機能があったり、かなり作り込まれたコンテンツになっています。
最初にサイトに訪れた際はイントロの演出があるのですが、これもすべてリアルタイムにレンダリングされた CG で描かれるようになっていて、音楽も含めてすごく世界観を大事に作られていますね。
実装は three.js っぽいですが、ポストエフェクトも駆使しながらどこか 80 年代的な表現にも感じられる独特な世界観があります。
コンテンツ全編に渡って登場するのが電子レンジで、特にキャラクター性やアイデンティティのようなものが描かれるわけではないのですが、ポップで可愛らしい動きがなんともいい感じです。
ミニゲームの内容やシーンの状況によっては燃えるようなエフェクトが掛かることもあり、これがまたなかなか迫力があります。
ミニゲームの内容はとてもシンプルで、利用するのはマウスのみです。
カーソルの位置によって左右に電子レンジのキャラクターが動くことに加え、クリックしてやることでプレイヤーが操作するキャラクター(これも電子レンジ)がジャンプします。
たくさんのコインを集めながら、穴に落ちないようにジャンプしていくという至極シンプルなルールになっており、Wave を1つ超えるたびにスコアが表示されます。
Wave を重ねていくとゲームスピードがどんどん上がっていくだけでなくスコアもインフレしていくので、ついつい Wave を重ねてしまいますね……
私自身は Wave22 くらいまで到達できましたが、リーダーボードを見るととんでもなくやり込んでいるプレイヤーがいてこれもまた面白いです。
Wave が1つ終わるたびにリーダーボード内で現在何位に相当するのかが表示されるのがめちゃくちゃ面白くて、ついつい上位を狙いたくなってしまうような楽しい演出がたくさんあります。
WebGL の実装としても全てが WebGL の描画として描かれ、DOM を使って演出されているものがほとんどなく、ビジュアルに対する並々ならぬこだわりが感じられるコンテンツとなっています。
ハイスコアを狙って楽しむもよし、単純に音楽やビジュアルをサクッと体感してみるもよし、刺さる人にはとことん刺さる、そんなサイトだなと感じました。
ぜひチェックしてみてください。