
エージェンシーのスタッフとなってミニゲームを通じてたのしく学ぶ Snapchat Agency Adventure がおもしろい
どこか懐かしい雰囲気のドット絵
今回ご紹介するのは、Snapchat が提供しているウェブコンテンツで、代理店スタッフとなって奔走するミニゲームが楽しめるウェブサイトです。
Snapchat をビジネスに活用することでこんなに便利だよ~ みたいな部分も折り込みつつ、より広い視点で代理店の業務そのものを体験してみようといった感じの内容に見えますが……全編英語なので、その点は注意ですね。
コンテンツのボリュームはかなりたっぷりなので、時間のあるときにじっくりと楽しみたい、そんなコンテンツとなっています。
リンク:
4つのミニゲームに挑戦だ
今回のサイト、どうやら公開された直後からゲームのスコアを競い合うようなイベントも行われていたようですが、現在はそれらのイベント期間は終了しています。
コンテンツそのものが、どこかスーパーファミコンを連想させるようなドット絵で作られていますが、その仮想の世界のなかでさらに4つのミニゲームが用意されているという結構ボリュームのある内容です。
ゲームはエージェンシーのスタッフとしての業務となんらかの形で(ある意味強引に)紐づけられていて、操作はかなりシンプルで簡単なものばかりです。
まず最初にキャラクター(アバター)のデザインなどを選び、コンテンツをスタートさせましょう。
舞台は架空のオフィス空間で、日本で言うコワーキングスペースみたいな感じでしょうか。いろいろなことに取り組んでいる多くの NPC が登場します。
プレイヤーは4つのミニゲームに挑戦することが一番大きな目標となりますが、それ以外にも小さな仕込みがいくつもあり、かなりしっかりと作り込まれた内容となっています。
プレイヤーキャラクターからなにかしらのアクションを起こすことができるのは、基本的に星のアイコンがついている NPC や、ミニゲームのタイトルが表示されている NPC だけです。
パソコンにかじりついているキャラクターなど、ほとんどの NPC にはこちらから話しかけたりアクションを起こしたりすることはできません。ただ、彼らは彼らで時折自分たちの取り組んでいることに関連したセリフを話すようになっていて、このあたりもほんと手間掛かってるなと思いました。
星のアイコンがついているキャラクターたちは、それぞれ全然違った反応を返してくるのでそれらをコンプリートするのもおもしろいと思います。
ミニゲームの内容まではスクリーンショットを撮りませんでしたが、ゲームそのものは比較的シンプルな操作で行えるものばかりで、それほど操作は難しくありません。
リーダーボードなどはまだ生きていて、スコアを見てみると結構ツワモノ揃いと言いますか、イベントなどで多くのプレイヤーたちがこのコンテンツを楽しんだことがうかがえます。
WebGL の事例としては 2D 的な表現に終止したおもしろい事例だと思うのですが、時と場合によっては時空が歪むようなエフェクトが掛かったりするなど、Canvas2D などの(WebGL 以外の)技術だけでは表現が難しいような演出が行われている部分もあり、WebGL をうまく活用しているなと感じました。
ぜひチェックしてみてください。