AI を活用して動的にイメージを生成する WebGL コンテンツ THE MUCUS MASHER で遊んでみよう
正直、ローカルネタ過ぎてわかりません
今回ご紹介するのは THE MUCUS MASHER というウェブサイトです。
えっと、このサイトでは謎のキャラクターが登場するのですが、たぶんこれはイギリスの日用品・医薬品などを扱っている Reckitt が展開しているブランドの、そのイメージキャラクターなんだと思います。
これ半分想像で書いてますが、Reckitt が展開している Mucinex という医薬品の商標があって、それが咳によって痰を吐き出しやすくする効果がある、というようなことを謳っているものらしく…… だとすると、今回のサイトに出てくる奇妙なキャラクターはもしかして痰の擬人化なんですかね?
センスがやばい……
リンク:
生成 AI で画像を作ってぶつけるというノリがすごい
イギリスではすごく一般的な製品なのか、あるいはテレビ CM などでそのような映像を流しているのかわかりませんが、今回のサイトでは AI を使って生成した画像を、キャラクターにぶつけるという建付けが取られています。
なんというか、こういういじられキャラというか、いじめられることを運命づけられたキャラクターなんですかね……
いや~ 日本ではなかなか受け入れられなさそうなコンセプトですが、そういうことみたいです。
このキャラクターの不気味さ…… ある意味ですごい。
そしてその不気味さというか、気持ち悪さみたいなものが WebGL でリアルに表現されているのがこれまたすごい。
表情や動きも絶妙に気持ち悪い感じで、これはこれで意図したとおりのイメージを見ているひとに与えているという意味では完全にうまくいっているような気がします。
TYPE HERE と書かれているところに任意の英単語を入力することで、AI によって画像が生成されます。
画像の生成には十数秒~二十秒くらいでしょうか、若干の待ち時間がありますが、そのあいだもキャラクターが生き生きと(?)せわしなく動きます。
画像の生成が終わると SMASH! と書かれたボタンが現れ、これを押すことで生成された画像が上から勢いよく落ちてきて、キャラクターを潰してしまいます。
たぶんこういうテレビ CM とかをイギリスでは放映しているんでしょうね。
なんというか、コンセプトというか内容が内容なので元気に明るくレビューできないのですが、こういう表現に WebGL を使うと迫力がマシマシになるんだなということがすごくよくわかる事例です。
テカテカと光るちょっとグロテスクな見た目のキャラクターが、子供だったらトラウマになりそうなくらい生々しく描かれていて、本当にすごいです。
効果音の使い方、AI を使っているというエッジの効いたコンセプトなど、本当に技術的にもすごく面白い事例なのですが、ローカルネタすぎて日本人にはちょっとわかりにくい感じがあるかもしれません。
気になる方はチェックしてみてください。