採用コストを計算するカリキュレーターをお洒落に実装した Project Cost Calculator がおもしろい
すごく斬新でおもしろいアイデア
今回ご紹介するのは、採用などに関連したサービスを提供している Contra という企業が、自社のプロモーションのために公開しているスペシャルサイトです。
採用コストを正確に予測できる計算機、という建付けのコンテンツとなっており、ウェブサイト上には仮想の計算マシンが 3D で再現されています。
見た目の質感もさることながら、実際にインターフェースに干渉することができたり、とにかくしっかりと作り込まれている印象です。
リンク:
Contra | Project Cost Calculator
質感もいいし UX も素晴らしい
今回のサイトは実際には存在しない、仮想的な計算機を主題としています。
日本人の、とくにわたしと同じ世代の人であれば、なんというか現代的なゲームボーイっぽい見た目、とでも言ったらいいでしょうか……
すごくかっこいいギアの 3D モデルは表面の質感なんかもすごくいいです。
計算機の液晶部分は実際にタッチ操作することもできますし、ホイールのような形をした部分をマウスで触ったりして、本当にインターフェースを操作しているかのようなイメージで選択肢を選んだりすることもできます。
物理ボタンを押すような操作が必要になる瞬間もありますし、本当にこれよくできていますね……
液晶部分の中身も、ソリッドでシンプルなデザインですごくかっこよくて、とにかく雰囲気がいい感じです。
採用に関する選択を次々と行っていくと、ある特定のシーンではちょっと驚くようなギミックが発動します。
なんとおもむろに画面の外から拡張カートリッジのようなパーツが出てきて本体にドッキング、拡張カートリッジのインターフェースを操作することでさらに先に進んでいくという感じです。
このギミックがもうなんていうかすごくかっこいいですしおもしろいですね。
ガジェット好きにはたまらない質感・ギミックだと思います。
今回のサイトでは、採用やコラボレーションをコスト計算という側面から上手にコンテンツ化していて、さらに見せ方も洒落が利いていておもしろいですね。
液晶部分で仮想的な OS っぽい見せ方をしているだけでもなかなか凝った作りだと感じたと思うのですが、拡張カートリッジのようなパーツが出てきてドッキングしたときは正直心がトキメキましたね……
AI がなんでもできるようになりつつある時代だからこそ、いかにして優れた人材を獲得するかということが、より重視される時代だと思いますし、それを感じさせるような気合いの入った WebGL コンテンツだと思います。
ぜひチェックしてみてください。