爽快感のある破壊が楽しめる! ボクセルベースのアクションゲーム Qake のデモ版がプレイ可能!

doxas : 2016-08-04 13:44:34

ベータ版ながら普通に楽しい!

今回ご紹介するのは、WebGL 製のゲームをかなり前から地道に作り続けている、とあるクリエイターさんの新作ゲーム、Qake のデモ版です。

デモ版なのでストーリーやマルチプレイには一切対応していないようですが、ゲームのプレイに最低限必要なベースの部分はもう既にしっかりと作りこまれていて、普通に遊ぶことができます。

武器を入手し、シーン内のあらゆるオブジェクトを吹っ飛ばしていく快感は独特な爽快感に満ちています。

キーとマウスを巧みに操ろう

今回のデモ版では、主人公が一人だけシーンのなかに登場します。

どうやら最終的にはマルチプレイに対応する予定のようですが、このデモ版の完成度を見ると、期待できそうですね。

こちらの作者の方、かなり前から WebGL 製のゲームを作っていらっしゃる方で、ボクセル製のゲームもこれが初めてのチャレンジというわけではありません。それだけに、デモ版とは言っても既に高い完成度を誇っているなと感じさせてくれます。

ゲームは WASD キーを使った前進・後退、左右への平行移動が可能です。それでは斜めに進むことができずに困ってしまいそうなものですが、そこはカメラのアングルを動かすことで、どのような方向にも動くことができる仕組みになっています。

デフォルトの状態では、マウスカーソルが当然表示されているのですが、この状態ではウィンドウの幅も足りず、操作しにくいはずです。

画面の右上にある「Lock Mouse」と書かれたボタンを押すことで、カーソルが一時的に消えてマウスを制限なく操作できるようになります。

また、スペースキーを押すことで足から煙を吐き出しながら飛行することができるようになっていて、これで高いところにあるロケットランチャーも取りに行くことができます。

このロケットランチャーは、一度取得すると弾切れなどもないため、思う存分ボクセルワールドを破壊することが可能になります(爆)

ランチャーは、マウスの左クリックで発射できます。

また、右クリックを行うと時間差で爆発するグレネードを投げることも可能です。

世界は地面も含めて基本的に全てのものがボクセルで構成されています。

そして、これらは重力によって現実世界と同じように下方向に引っ張られる物理演算が掛かっており、たとえば塔や壁は、支えになっている箇所が一切ない状態になると、きちんと地面に向かって落ちてきます。

ボクセル1個であっても、どこかで支えられている限りは傾いたりはせず落ちてこないのですが、こういうゲームであればそれはそれでいいのかなと思いますね。

ボクセルワールドなので、さぞ大量の頂点を使ってキューブを描画しているのだろうと感じる方もいるかもしれませんが、ワイヤーフレームモードにしてみると、正立方体のキューブだけが必ずしも使われているわけではないことがわかると思います。

実際には、適度に最適化した上で描画しているんですね。

最適化された状態から、ボクセルの破壊などの状態変化によって、新たにジオメトリを作りなおしていると思われるので、爆弾を大量に投げて爆発させたりすると、一瞬負荷が高くなるような感じがありますね。

とは言え、全体的には動作は軽快で、見た目も非常に可愛らしく、ゲームとしては雰囲気も含めてしっかり世界観を作れていると感じます。

さらに、破壊行動によってボクセルが吹っ飛んでいったり穴が空いたりする様子は、単純に爽快かつ痛快で、非常に楽しいです。

調子に乗って破壊しまくった様子(笑)

特に説明らしい説明もないので、最初は、ウィンドウ内にマウスカーソルが表示された状態から、いったい何をすればいいのかがわかりにくいかもしれません。

ただ、一度「Lock Mouse」ボタンを押してマウス操作の制限を解除すると、一気に動きやすくなると思います。

空中をうまく移動しないとアイテムを取ることができないようになっていますが、それほど難しくはないでしょう。慣れてくると、意外にも操作はシンプルで単純であることに気がつくと思いますし、これがマルチプレイヤーゲームになった際には、とっても盛り上がるゲームになりそうな予感がしますよね。

ベータ版とは言え、完成度は高いと思います。

ぜひ、みなさんもチェックしてみてください。

リンク:

Qake - demo

Qake - news

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