名作ゲーム「メトロイド」シリーズを愛する人たちによる非公式ファンサイト #OPERATIONSAMUSRETURNS
ファンの想いが詰まった味わい深い一品
今回ご紹介するのは、日本でもおなじみの名作と呼ばれるゲーム作品のひとつ「メトロイド」の非公式なファンサイトです。
メトロイドは日本にもファンが多い作品だと思いますが、海外でもやはり、根強く人気があることがうかがえる、そんなサイトとなっています。ファンサイトらしい、良い意味で「自由な雰囲気」もいいですね。
このサイトのために作られたオリジナル作品と思われる 3D モデルを使ったデモのほか、CSS 等もかなりモダンな感じで取り入れられていて、単純にウェブサイトとしての完成度も高いと思います。
シンプルなカラーリングと CSS の複雑な動きで雰囲気満点
私の拙い英語力ではもしかしたら勘違いがあるかもしれないと前置きした上で書きますが……
今回のサイトはたぶんメトロイドというゲーム(シリーズ)の魅力をもっとたくさんのひとに知ってもらいたい、という活動の一環なのかなと思います。
要するにゲームのシリーズとしての存続が、どうしても売上に依存して決まってしまうことは仕方のないこと……だからこそたくさん売れてシリーズが今後も続編を出せるようにしなくては! と考えたファンの方が始めた活動なのかなと思います。
スペインの方が主導しているように見えるのですが、スペイン語を地力で読み解くことは到底ムリなので、翻訳機能を使っていろいろ見てみると要はそういうことなんじゃないかなと思います(違ってたらすいません……
というわけで前置きが長くなりましたが、そういったプロジェクトのサイトということを前提に見てみると、今回のサイトにはメトロイド愛がたくさん込められているのを感じることができるのではないかなと思います。
私自身は、メトロイドというタイトルは知っていても熱狂的なファンというわけではないので、メトロイドシリーズが置かれている状況とか売上とか、存続の危機とか、そういったことは正直よくわからないです。
でも、サムスと呼ばれる主人公の女性キャラクターと、メトロイドというシリーズに対する並々ならぬ想いが込められたこのサイトを見ていると、多くのファンの想いが伝わってくるかのような気分になります。
WebGL を用いて立体的に表現されている 3D モデルは、アングルを変えながら各部位について細かく見ることもできるようになっています。
また、サイト内にはメトロイドのシリーズの簡単な歴史のようなコンテンツもありますので、そのあたりも見てみると面白いと思います。
WebGL の表現としては、シーン遷移のところに興味深い演出があります。
スーツの詳細などが確認できるページから、ホームに戻るときなどがわかりやすいかなと思うのですが、サムスの立体モデルが、まるでカットされてしまったかのように消失していく演出があります。
こういうポリゴンの内側を敢えて見せていくという演出って、あまり見かけないですよね。
でも全然変な感じがするわけではなく、とてもかっこいいです。
実際は結構アニメーションとしては一瞬なので、つぶさに観察するというわけにはいかないのですが、シーン遷移の際にはそのあたりも注目して見てもらえたらいいかなと思います。
体の前方がスパッと切られたように消えてしまったシーン遷移の途中の状態。
今回のサイトのコラボレーターのページを見ると、多くの人々がこのプロジェクトに賛同し、今回のサイトが作られたのだということがわかります。
サイト全体の印象がすごくモダンというか、CSS のアニメーションや WebGL がかなり見事に、高いレベルできれいにまとまっています。その完成度の高さに最初は驚きましたが、ウェブの開発者など、たくさんの協力者がいて今回のプロジェクトが成り立っていたのだということがわかると、どこか納得できるような気もしました。
自分たちの愛するゲームのために、こんなサイトまで作ってゲームを宣伝してくれるファンたちがいる、というのが心温まるストーリーだよなとも、思いましたね。
若干、外国語の読解力に不安があるのですが、もしニュアンスがちょっと違うとか、間違っているというところがあれば、事情に詳しい方は教えていただけますとうれしいです。随時、記事の内容は修正していこうと思いますので。
単純にウェブサイトとしての完成度も非常に高いと思います。
ぜひチェックしてみてください。