まるで透き通ったクリスタルのような美しさ……アーキサイトメビウス株式会社のコーポレートサイトがステキ!

doxas : 2019-03-29 14:09:25

ガラスか、水か、水晶か……

今回ご紹介するのは、一級建築士の今井 敦さんが代表を務める建築事務所、アーキサイト メビウス 株式会社のウェブサイトです。

最初に見た瞬間に「これはもしや」と思ったのですが、どうやら実装されたのは baqemono(株式会社バケモノ)さんみたいですね。

これまでにもハイエンドで美しいウェブサイトを手がけてきたバケモノさんらしい、非常に透明感のある美しいサイトになっています。

リンク:

ARCHI SITE MOBIUS

透明感とはこういうことかと気付かされる

アーキサイト メビウス 株式会社さんは、About に書かれている内容を見ると、様々なコンクールやコンテスト、アワードなど、多数の受賞歴をお持ちの企業さんみたいです。

実際、今回のサイトで紹介されている事例の数々も、非常に洗練された印象の物件ばかりで本当に驚きました。

ウェブサイトの実装のほうはというと、こういった「優れた建築物の持つ魅力」を損ねることなく、洗練された印象はそのままに作り込まれていてレベルが高いです。

この上の画像を見るとわかりやすいかなと思うのですが、今回のサイトでは演出の要素と、ユーザーに状態を知らせるためのインターフェースの要素が、一体になったような構造になっています。

ちょうど画面の中心あたりに丸いサークル模様が見えると思うのですが、この部分がプログレスバーとしての役割と、コンテンツの進み具合を示すインジケータとしての役割を同時に担っているみたいですね。

シェーダによる揺らぎ系のエフェクトも、この構造を上手に活用したものになっています。

イージングによる心地よい速度感のアニメーションになっていることはもちろんのこと、位置が動くという意味での動きと、フェードし混ざり合う色の遷移という意味での動きが、本当に美しいです。

これらのアニメーションの効果が、どこか物理現象で言うと「屈折」に近い印象を与えるからなのか、サイト全体に透明感が溢れているように感じます。

また、建築物が持つ独特のエッジも、随所に置かれた直線的なレイアウトによって引き立ってますよね。たぶん静けさというか、重厚な感じというか…… そういう部分が引き出されているからなのかなと思います。

瞬間的な演出としての動きのなかには曲線も積極的に取り入れられていて、その絶妙なバランス感覚にも驚きです……

ページ遷移の際の湾曲するような動きが気持ちよい!

私は職業柄というか……

趣味がこうじて毎日毎日 WebGL で実装された世界中のウェブサイトを見ていますが、静止画で見ても美しい WebGL 実装のサイトというのは、結構珍しいと思っています。

普段から当サイトをご覧になっていらっしゃる方々であれば「静止画ではわかりにくいと思うのですが」という言葉を私がこれまでに何度も使ってきたのをご存知だろうと思うのですが、今回のサイトは静止画でもその魅力が失われない、稀有な事例だと言っていいのではないでしょうか。

とてもレベルの高い、素晴らしいサイトに仕上がっています。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

ARCHI SITE MOBIUS

baqemono.inc. 株式会社バケモノ

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