人類の月面着陸をテーマにした WebGL 製インタラクティブコンテンツ The Leap For Mankind がおもしろい
瞬間的に負荷が高い部分があるので注意
今回ご紹介するのは The Leap For Mankind というウェブコンテンツで、WebGL を使って人類の月面着陸周辺の歴史的な出来事を疑似体験できる内容です。
これ最初 NASA のスペシャルコンテンツかなにかかと思ったのですが、どうやら個人制作のデモサイトみたいですね…… やる気がすごい……
サイト内にはいくつかのミニゲーム風コンテンツが用意されていたり、かなり本格的な感じになっていて単純に体験として楽しいです。
3D データの読み込み時に瞬間的に負荷が一気に上がるところがあるので、もしスペックの低いマシンで見ている場合はその点だけ注意してください。
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月面着陸はなかなかの高難易度
今回のサイトでは、まず冒頭で有名なスピーチの動画がブラウン管のディスプレイに映し出されている風な演出から始まります。
この独特な走査線みたいな表現は、もう若い人たちはわからないというか……
実際には見たことがない人のほうが多いかもしれないですね。
コンテンツにはいくつかのセクションがあり、それぞれのセクションではミニゲームっぽいインタラクティブな内容が用意されています。
たとえば、最初のセクションではロケットが発射される場面をスペースキーを使って体験することができるのですが……
出来心でスペースキーを離したりしてしまうとガチの悲劇が起こってしまうので気をつけましょう。
もちろん、悲劇の結末を迎えてしまってもリトライはできますので、あえてあくまでもゲームだと捉えてそれを見てみるのも実装者目線では面白いかもしれません。(そこまで露骨なゴア表現みたいなのはないです。念のため)
また、ミニゲームではなく、ギャラリーが 3D シーンを使って実装されている場面もあります。
ロケットの打ち上げが成功した次のシーンがまさにそのギャラリーセクションになっているのですが、ここではポラロイド写真風の見た目をしたいくつかの資料画像を見ることができます。
このあたりのコンテンツの見せ方もすごく上手で、操作性もいいですね。
全体的にすごく丁寧に作られていて、本当に商業案件のような作り込みがされています。
ミニゲームのうち、月の地表に着陸する場面を模したゲームがあるのですが、これが結構難しくて私は2回失敗しました……
最終的に、このコンテンツは月面でバギーを乗り回す場面に到達するのですが、そのバギーのシーン以降は少なくとも現時点では存在せず、自由にバギーを運転して遊べるモードが終着点になっているようです。
もしかしたら、イースターエッグ的になにか仕込みがあるのかもしれないですが、私は見つけられませんでした。
コンテンツの量的にも、遊べる要素的にも結構ボリュームがあるので、時間のあるときにゆるく遊んでみるといいかもしれません。
ぜひチェックしてみてください。