独自のステージをデザインできるレベルエディタもおもしろい kishimisu さんの GI playground がすごい!
とんでもなく素晴らしいアイデアに脱帽!
今回ご紹介するのは、@kishimisu さんが公開している、グローバルイルミネーションの美しい描画を楽しむことができるブラウザ上で動作するゲームプラットフォームです。
2D のグローバルイルミネーションを GLSL で実装しているようで、非常に美しい光と影のグラフィックスを体験することができます。また、シンプルながら奥の深いゲームとしての機能が盛り込まれており、これもめちゃくちゃ面白いですね。
さらにはレベルエディターで独自のステージをデザインすることもできるようになっており、とにかくめちゃくちゃ完成度が高く素晴らしいウェブアプリケーションとなっています。
リンク:
kishimisu's GI playground - Index
操作は慣れが必要だがひらめきも大事
今回のサイトにアクセスすると、まずはインデックスページが表示されます。
この画面を見ただけでも、美しい光と影の陰影に思わず目を奪われますよね。とても美しいグラフィックスの、ブロック状のステージが並んでいます。
それぞれのステージをクリックすることで、実際にゲームをプレイすることもできます。
スクリーンショットだとちょっと暗くてわかりにくいかもしれませんが、ユーザーのキーボード操作で動く、一回り小さな白いブロック(以降、ヒーローブロックと表記)があります。
上のスクリーンショットでは、ヒーローブロックがピンクのブロックの上に乗っている状態ですね。
ヒーローブロックはスペースキーでジャンプすることができるようになっていて、一定の高さの壁は自力で乗り越えることができます。
また、ジャンプの高さが足りずに越えることができないような壁も、実は壁がある場所では壁ジャンプ(壁を利用した2段ジャンプ)が可能なので、これを駆使しつつステージを攻略していきます。
ヒーローブロックが、色の付いたカラーブロックに触れた際には同色のブロックがハイライトされるだけでなく、実はその瞬間に「どの色のブロックに乗ることができるか」が切り替わります。
つまり、直前にピンクのブロックに触れている状態では、ピンクのブロックには乗ることができますが、他の色のブロックには触れることができなくなる感じですね。
このルールをしっかり把握した上で、パズルを解くようなかんじで「どの順序でカラーブロックに触れればよいか」を考えつつ、ヒーローブロックを動かしていきましょう。
kishimisu さんご自身がデザインして公開してくれているステージは難易度もよく考えられているので、まずはそちらからプレイしてみるのがよいでしょう。
レベルエディターで独自のステージをデザインすることも可能!
ここではゲームのルールを説明することに終始してしまいましたが、実際に描画されるグラフィックスの美しさ、またそれを制御する各種パラメーターのコントローラーなども非常に面白いです。
2D のグローバルイルミネーションの美しさを堪能しつつ、やりごたえのあるゲームにも挑戦できるという、非常に素晴らしいコンテンツになっています。
グローバルイルミネーションは、いわゆるパストレーシングの原理で実装されているのだと思うのですが、ゲームのデザインにもめちゃくちゃマッチしていて本当にすごいです。
ぜひチェックしてみてください。