攻殻機動隊の人気キャラクター草薙素子が WebGL で 3D 化! あまりの美麗グラフィックに驚愕必須!

doxas : 2015-06-13 11:18:21

高すぎる完成度に思わず感嘆の声が漏れる

今回ご紹介するのは、日本が世界に誇るアニメ作品、攻殻機動隊のデモサイトです。

同作の大人気キャラクターである草薙素子。彼女を模した 3D モデルが美しく描き出される様子は、ただただすごいの一言。

実際にコスプレをした人物の様子をそのまま三次元化したという今回のデモ。とても素晴らしい出来栄えに仕上がっています。

Unity の底力を感じさせる一作

ソースコードを見る限り、これは Unity によるビルド作品のようです。

まあ、だとしてもすごい WebGL 作品であることは間違いありません。ちょっとスクラッチで実装されたものとは違った目線で見る必要があるとは言え、これがブラウザで動いている事自体が、とてつもない驚きでしょう。

ローディング画面はこんな感じ。

やはりそれなりに大量のデータをロードする必要があるようで、かなり待たされることについては我慢しなければなりません。

デモ中の操作方法などを眺めながら、じっくり待ちましょう。

実際にレンダリングが始まると、ご覧のとおりです。

これは本当にすごいですね。

実際にコスプレしたモデルさん(結構有名な方のようですが、私は知りませんでした……)を全方位から撮影したデータから、3D モデルを生成しているみたいです。

モデルが精巧なだけでなく、レンダリングのモードにもいくつかの種類があり、シーンが移り変わるたびに新しい感動を体感できるでしょう。

モデルさんは二人いらっしゃるようで、それぞれの顔の特徴の違いもしっかり 3D ビューから見て取れます。

環境マッピングのように周囲の風景を反射するボディスーツや、エフェクト盛りだくさんの背景、さらにはポストプロセスによるボカシやノイズ、とにかく軽く語り尽くせるような状態じゃないですね。

細かいことは抜きにして、とにかくすごいことだけは伝わってくる、そんな完成度になっています。

見た目から想像できるとおり、かなり負荷が高いデモになっています。

ただ、まるっきり動かないというケースは少ないでしょう。もちろん、ハイパワーなマシンを用いたほうがストレスなく閲覧できるとは思います。

ロード時間の長さと、実行時の負荷、これは現状ではどうしようもありませんが、しかしそれでも一度は見ておいて損はないと思います。

また、右上のほうにあるメニューからは、モデルデータを撮影した写真家の方や撮影時の様子などを見ることができます。

Unity 製なので WebGL の実装として参考にできる部分は少ないかもしれませんが、ポストエフェクトの適用の仕方をじっくり観察してみたり、環境マッピングの処理がどのようなロジックで組まれているのか想像してみたりすると、いろいろと見えてくるものはあるのかなと思います。

いずれは、こんなレベルのデモがそこらじゅうで見られるようになるでしょうか。

今現時点で言えば、最高峰にかなり近いレベルにある WebGL 作品だと思います。ぜひご覧になってみてください。

リンク:

3D Photogrammetry feat. Motoko Kusanagi

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