宇宙の圧倒的壮大さをこれ以上に感じさせてくれたデモがあっただろうか……圧巻の 100,000 Stars

doxas : 2015-08-15 13:02:29

物量感に頼らない壮大な宇宙の世界

今回ご紹介するのは、結構有名なデモなのでもしかするとご存知のかたが多いかもしれません。今回のサイトは、その名も「100,000 Stars」です。

その名の通り、大量の星々を描き出す宇宙をテーマにしたデモなのですが、ただたくさん頂点を描けばいいという、そういう無骨な感じのデモではありません。

非常に美しい、幻想的とさえ感じるような見事なデモに仕上がっています。

宇宙の端まで旅してみよう

人類はどうあがいても宇宙の果てまで行くことはできません。せめて、観測できるもののなかから推論を組み立てるだけです。

しかし、今回のデモはそんな人類の夢見た宇宙を、少なくともひとつの世界として完璧に描き出してくれます。

まず、デモがスタートした直後には、大量のパーティクルが浮いているかのように見えるシーンがレンダリングされます。ちょっとした短いメッセージが表示されたあと、マウススクロールの操作で自由に遠近感を操作できるようになります。

遠近感、というのは、地球の存在する太陽系を中心にした座標系での話です。

スクロールして中心に近づいていくほど、太陽系に近づくというわけですね。

もちろん、太陽系からさらにさらに遠ざかっていくということもできるのですが、今回は寄っていった場合の様子をキャプチャしてみました。

ある程度スクロールして中心に向かって進んでいくと、人類が名前をつけたいくつかの星(星雲?)が見えてきます。これらの名前の部分はカーソルを重ねることで文字が大きく表示されるようになっており、それをさらにクリックすると、その星の詳細な文献を見ることができるようになっています。

これはかなり凝った作りですね。宇宙の勉強にも一役買ってくれそうなほど、詳しくしっかり書かれています。

スクロールもスムーズですし、全体にとても高い完成度に仕上がっているなと感じます。

はい、これは限界まで中心に寄った場合に見える太陽さんです。

背景の星屑たちといい、太陽本体といい、いずれも非常に美しくレンダリングされていて、思わず息を呑みます。

今回は中心に向かっていく一方な内容をご紹介しましたが、ページが表示された際にデフォルトでレンダリングされているのは全体のスケールのちょうど半分あたりです。中央に寄ったのと同じくらいのスケールで遠ざかることもできますので、ぜひ実際にアクセスして広大な宇宙を気ままに旅してみてください。

リンク:

100,000 Stars

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