420 万個ものパーティクルが舞う Curl Noise 専用のエクスプローラが楽しい!
じっくりとノイズの世界に浸ってみよう
今回ご紹介するのは、WebGL と GPGPU のちからを使って実現した Curl Noise を閲覧するためのウェブツールです。
当サイトではこれまでにも何度か Curl Noise に関するサイトをご紹介してきましたが、今回の場合、Explorer とうたっているだけあって、かなり機能性が豊富になっています。
自分好みの乱数アートを楽しんでみてください。
アルゴリズムを変更して様々な乱数を見てみよう
今回のデモは、画面の中心にノイズを発生させるエリアがあり、ここから流れ出すようにしてパーティクルが画面いっぱいに広がっていきます。
マウスによる視点の操作やズームイン・アウトが可能なので、自由な角度から好きなように流体風のノイズの様子を眺めることができます。
かなりズームインして拡大してみると、パーティクルのひとつひとつまでじっくりと観察することができます。
今回のコンテンツの最大の特徴と言ってもいいのが、その豊富なカスタマイズ性です。
画面の右側に並んでいるスライダーやドロップダウンリストを利用すれば、まったく表情の異なる様々な乱数の表情を見ることができます。
上のほうにあるドロップダウンリストを変更するだけでも、乱数生成のロジックが変化し、全く違う動きをするパーティクルが生成できます。
また、スライダーを自由にいじくるのも楽しいですが、それらの設定値をランダムに決定して切り替えてくれる機能が備わっています。
「Randomize」と書かれているボタンがあるので、これを押してみましょう。きっと、まったく動きや形が異なるパーティクルが生成できると思います。
また、その他にも色を加算合成で処理するブレンドモードの設定や、スクリーンショットを撮るためのボタンなども用意されています。とても機能が多くて楽しいですね。
加算合成にするとより液体っぽくなるかな?
Curl Noise は流れるような動きを表現する際によく用いられます。WebGL では GPGPU で高速に粒子の座標を計算することができるため、今回のような乱数をベースにした流体風の表現が可能となっています。
これまでにも、WebGL 製の Curl Noise コンテンツは多く作られていますが、これほどカスタマイズできるものは珍しいと思います。
流体表現や、ノイズを用いた表現に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。