
2019 年 9 月にロシアで行われる DMC(デジタルマーケティングカンファレンス)のウェブサイトが VR 対応で面白い!
ものすごくワクワクするウェブサイト
今回ご紹介するのは、ロシアで行われるカンファレンスの特設サイトです。
世界的なイベントというよりは、ロシア国内で行われる中規模のカンファレンスなのかなと思うのですが、特設サイトが素晴らしい出来栄えになっています。
VR モードにも対応した非常にワクワクするウェブサイトです。
リンク:
データの見せ方が本当に素晴らしい
最近では、一般にも VR というキーワードがだいぶ浸透してきているんじゃないかなと思いますが、ウェブではまだまだ VR というとかなり挑戦的な内容だと思います。
今回のサイトでは、VR 対応を行っているということはもちろんなのですが、VR モードにならなくても、つまり普通に PC で閲覧しているだけでもとても楽しいサイトに仕上がっていると思います。
ページがロードされると、円筒形の空間のなかに立っているような視点でシーンが描かれるのですが、自分の周りを取り囲むように帯状のメニューが並んでいます。
この上の画像はやや見上げるような位置にある「About」の項目を選んだ場合のスクリーンショットです。
帯状のメニューが重なるように縦に並んでいて、About は一番上に配置されています。
そして個人的に非常に面白いなと思ったのが、メニューの一番下に配置されている「Location」の項目。
実はそのメニュー部分からさらに視線を下に向けてみると、足元には 3D の立体的な地図が広がっています。これはウェブにおける地理の表現としては非常に面白いですし楽しい演出だと思いました。
完全に下を向くとマップで道順などを表示!
この地図表示は、言葉で書くと足元に地図があるというただそれだけなんですが、実際にサイトにいって視線を自由に動かしているときに不意にこれが目に飛び込んでくると、ものすごいインパクトがありますね。
まるで巨人の目線になったかのような錯覚があり、すごく面白いと思いました。
経路などがアニメーションして表示されるのも、かっこよいですね。
全体的に、3D 的な(つまり WebGL を使っている部分の)表現が非常によく考えられています。
PC で閲覧している場合は、DOM を活用しつつコンテンツの表示がなされたりもするので、3D 一辺倒というわけではなく、ウェブサイトとしての体裁もしっかりと保たれています。
デジタルマーケティングのカンファレンスということでこのようなサイトが制作されたのだろうと想像できますが、本当にテーマにぴったりの、先鋭的なサイトになっていると思います。
ぜひチェックしてみてください。