ブラウン管モニターのようなテクスチャがステキ! モスクワを拠点とするデジタルデザインスタジオ fluc28 のウェブサイト
一点物だが迫力は満点!
今回ご紹介するのは、ロシアはモスクワを拠点に活動しているデジタル・デザインスタジオ fluc28 のウェブサイトです。
サイト自体はシングルページで、特にページ遷移を伴うような構成でもなく非常にシンプルな作りなのですが、背景部分に置かれている WebGL のデモがとてもかっこいいのでご紹介しようと思います。
まるでブラウン管モニターを連想させるようなテクスチャが本当にステキですね。
リンク:
イントロ演出も見応え十分
今回のサイトでは、彼らの組織名である fluc28 という文字をそのまま立体化したような 3D ジオメトリが登場します。
黒い背景に、この文字の 3D モデルが大きめに描画される WebGL 実装で、技術的にものすごく特殊なことをやっているという感じでもないのですが……
とにかく質感が本当に美しくて、思わず見とれてしまいます。
この上の画像は、サイトのロードが完了した直後のイントロ演出の様子です。
この画像だけを見ると何が起こっているのかわかりにくいと思うのですが……
fluc28 という文字の丸くなっている部分(8の数字の下○部分)の中にカメラが入り込んだような状態になっていて、ここからフェードアウトするようにシーンが変化していく、その途中の様子です。
言葉で説明するのが難しいですが…… とにかくインパクトの強い演出でとってもかっこいいですね。
ちょっと 3D モデルを引いたところから見る通常時の状態では、マウスカーソルの位置に応じてモデルの傾きが変化するようになっています。
モデルの表面の質感は、鏡のようなツルツルとした鏡面仕上げになっており、そこにブラウン管モニターのような模様が映り込みます。
このテクスチャの模様と、微妙なグラデーションの風合いとが混ざり合って、すごく複雑なビジュアルを実現しています。
WebGL というよりは、VR や AR など、3D に関する事業を幅広く手掛けている企業みたいです。
サイトに掲載されているのはちょっとした写真だけなので、それぞれの事業の詳細はよくわからないのですが、少なくとも彼らの手掛けた WebGL の実装を過去に見た印象からすると、彼らの 3D に関する技術力の高さは折り紙付きという感じ。
そもそも 3D に関する技術に長けているからこそ、WebGL の案件でも力を発揮できるのかなと思います。
今回のサイトそのものはシンプルでそれほどボリュームがあるわけではないのですが、とてもかっこいい一点物のデモは必見の仕上がりです。
ぜひチェックしてみてください。