遊び心に溢れた仕掛けがおもしろいケニヤの野生動物保全地域にあるロッジ Lewa House のウェブサイト
思わず旅してみたくなる
今回ご紹介するのは、ケニヤにある「レワ野生生物保全地域」のほど近くにあるロッジ、Lewa house のウェブサイトです。
こちらのロッジ、家族経営のロッジみたいなのですがその魅力がたっぷり詰まったウェブサイトとなっていて、多くの写真や映像、ナレーション、そして 3D で見ることのできる現地のマップなどが用意されています。
臨場感あふれる画像や動画がたくさんあり、思わず行ってみたくなる、楽しいウェブサイトとなっています。
リンク:
Lewa House - Wild Experience, Wild Landscape, Wild Life
情報はかなり大量にあるのでじっくり楽しむのが吉
今回のサイトには、ケニヤの大自然の魅力がたっぷり詰め込まれています。
それらは主に画像や映像としてサイト内で閲覧できるのですが、それらのコンテンツにアクセスするためのハブとなっている 3D マップの実装もなかなか見事です。
テレビや、あるいは動物園でしか見たことのないような動物たちが、きっとそこかしこにいるんでしょうね……
3D マップはレワ野生生物保全地域を斜めに見下ろすような視点で描かれます。
マップ上には野生動物の 3D モデルが置かれていたり、ロッジの建物、飛行機の発着場など、主要な施設なども点在している様子が見て取れます。
アイコンなども 3D で描画されていますが、マウスカーソルをホバーさせることでなにかしらのインタラクションが得られるようになっており、さらにクリックすることで詳細を見ることができます。
詳細ページは、マップビュー上で詳細がそのまま表示されるものと、ページ遷移を伴うものとがあります。
ページ遷移を伴わないパターンのほうは、この上の画像にあるように画面右側にコンテンツが表示されます。
そしてページ遷移を伴うケースの場合は、完全にページが切り替わることでより詳しく、多くの画像や文章と共に内容を確認することができるようになります。
詳細ページ内にはロッジの様子を全天球モードで自由に眺めることができる埋め込み領域があったり、画像や動画だけでなく WebGL も駆使してわかりやすく情報が整理されています。
コンテンツの量はかなり充実しており見応えがあります。
3D マップはテクスチャを利用したシンプルな CG ですが、アイコン等にマウスカーソルを重ねた際のエフェクトなど、とてもよく考えて作り込まれていますね。
UI/UX という観点でとても完成度が高く、見ている人にストレスを与えることなく、スムーズに情報が伝達できるよう工夫されています。
日本からアフリカに旅行するのは、今現在はなかなか難しそうですが……
それでも、思わず現地の様子を思い描いてしまうような、没入感の高いコンテンツになっていると思いました。
ぜひチェックしてみてください。