しっかり作り込まれたネオンのような表現が楽しいハンバーガーショップ Regrub のウェブサイト

doxas : 2023-09-11 13:57:24

ただ加算合成するだけじゃない！

今回ご紹介するのは、イタリアで展開しているハンバーガーショップ、Regrub のウェブサイトです。

ハンバーガーショップのメニューが掲載されている他、オリジナルグッズなどの購入も行えるようになっておりなかなか機能性も高いウェブサイトとなっています。

今回のサイトではネオンのようなオブジェクトが登場するのですが、ただ加算合成して光らせているのとは一味違う、しっかり作り込まれた 3D 表現を見ることができます。

今回のサイトでは、おそらくですが Regrub というバーガーショップのロゴマーク（？）がネオンのようなオブジェクトを用いて表現されています。

このネオンの表現、先程も書いたように「単に加算合成でそれっぽく見せている」というわけではなく、しっかりとジオメトリを持ったチューブ状の構造を持っていて、こういう作り方がされているのは結構珍しいように感じます。

よく観察してみると、透明な管のなかにネオンの発光部が入っているのがわかります。

ネオンっぽく見せるためにブルームなどのエフェクトもうまく活用されているため、ネオンっぽさ自体は存分に表現されています。

また、静止画ではわからないというか伝えようがないのですが、時折、パチパチと明滅するようにもなっていて、このあたりもすごくネオンっぽい感じに仕上がっています。

実際のネオンってそこまで頻繁には点滅しないはずなんですが、アニメやゲームではそのように演出されていることが多いので、すっかりネオンらしさを表現する手法の１つになっているような気がします。

サイト内には、バーガーショップらしいスクリーンショットが登場する場面があったり、あるいはオリジナルグッズとして販売されているキャップなどを見ることができます。

また、サイトの最下部にまスクロールすると、3D 文字でショップ名をかたどったものが置かれていたり、サイト全体で立体的な表現を結構しっかり組み込んでいる感じがします。

3D 表現を細かく観察してみると、ものすごく派手に演出されている部分があるわけではないのですが、１つ１つはかなり丁寧にしっかりと作られており、レベルが高い感じがします。

ハンバーガーショップと言うと、日本の場合でも、いわゆる大手チェーンの展開しているバーガーショップ以外にもさまざまなタイプのお店がありますよね。

今回ご紹介した Regrub というバーガーショップはイタリアで２店舗ほど展開しているようですが、こういったローカルなショップがここまで WebGL バリバリのウェブサイトを展開しているというのはなかなか興味深いなと感じました。

WebGL の実装もレベルが高く、リアルな質感のネオンはあまり他では見てことがない見事な仕上がりだと思います。