予測不能な部分も含めて驚きの連続が楽しい Roman Osypenko さんのポートフォリオサイト
普通に見てるだけでいろんなことが起こる
今回ご紹介するのは、Roman Osypenko さんというデザイナーさんのポートフォリオサイトです。
WebGL を使っている部分もいくつか複数用意されていますし、それ以外にも CSS や JavaScript を駆使していろんなものを複雑に動かしています。
見る人によって感じ方がかなりいろいろ変わってきそうな感じがしますが、予測不能な驚きみたいなものがそこらじゅうに仕込まれていて、これは単純にそれを楽しむべきなんだろうなと思います。
リンク:
ROOS DIGITAL – Creating the Most Impressive Websites
CPU 負荷は若干高いので注意
今回のサイトは、かなり動的にいろいろなものが動いたり変化したりします。
そのような複雑な仕込みがあるからだと思いますが、CPU 負荷が若干高そうな感じがします。スペックの低いマシンでは、かなりカクカクと動きが細切れになってしまうかもしれません。
ローディングが完了したあと、START のボタンを押すと画面全体がブロック状のオブジェクトで埋め尽くされ、やがてそれが少しずつ消えていくとトップページが出てきます。
これ、バグなのか意図的なものなのか判然としないのですが……
画面上にブロックの一部が残ってしまうことがあるようです。もしかしたら、動作している環境特有の現象の可能性もありますが、なんとなくバグのような気がします。
こういう細かい部分の、実装がちょっと怪しいな~ と感じる部分も含めて個人的にはこのわちゃわちゃしている感じは嫌いじゃありません。
ウェブサイトとして見やすいわけではないですけれども、そういうところを目指した実装・デザインではないのでしょうね。
WebGL を使っている部分では、見た目に派手なものが取り入れられている感じがします。
まるで水晶玉を通して背景が透けて見えているかのようなエフェクトは非常にキレイで、すごく目を引きます。
About ページなどかなり奥深くにあるのでどこからアクセスできるのかパッと見た印象ではわからないと思いますが、そういうものを探す面白さというか、いろんな部分を触ってみたくなるような感覚が刺激されます。
素人がすごく適当なことを書いてしまいますが……
削ぎ落として削ぎ落として最後に残った部分をとにかく磨き上げていくみたいなデザインの手法もあれば、複雑で混沌としたなかに何かを見出していくようなやり方も、もしかしたらあるのかもしれません。
今回のサイトはまさに後者のような感じがあり、とにかくカオスな感じを楽しむのが正解のような気がしました。
理路整然と、一分の隙もなく組み立てられたものの美しさとはある意味対極にあるようなウェブサイトだなと思います。
気になる方は、チェックしてみてください。