インタラクティブ性のあるパーティクルを用いた表現が見事に仕上がってる Cult of the North のウェブサイト
ゲーマー集団が目指す未来
今回ご紹介するのは、Cult of the North という組織のウェブサイトです。
なんかサイトの内容を見てもいまいちなにをやってるのかよくわからないのですが、要するにゲーム大好きなベテランゲーマーが集い、新しいユーザー体験の創出やゲーム開発などを行う、みたいな文脈のチームみたいです。
ゲームというのが事業の柱になっているだけあり、すごくビジュアルに凝った内容のウェブサイトとなっています。
リンク：
パーティクルの制御がすばらしい
今回のサイトでは、なにかこう、ゲームのなかに入ってしまったかのような世界観で 3D シーンが構築されています。
多くの場面で 3D を活用した表現がなされており、すごく手が込んでいます。
トップページの部分もなんとなくゲームのワンシーン風な感じで、なんともいい雰囲気です。
トップページからスクロール操作を行ってやると、バッと場面が切り替わる瞬間があり、雲海が広がる別の場面へと転換します。
この雲海のシーン、ぼんやりと重なり合う雲がすごく上手に表現されていて雰囲気満点です。
また、ところどころにそびえ立つ岩が各下層ページへのアクセスポイントになっており、ここでは光り輝く紋章みたいな感じでパーティクルを用いた演出が行われています。
このパーティクルで作られた紋章、ただかっこよく光り輝くだけでなく、マウスカーソルで干渉することもできるようになっています。
また、同様のパーティクル系のエフェクトは下層ページでより大々的に使われていて、こちらも同様に、カーソルでなぞってやるとフワフワと動きます。
動きも非常に自然な感じで仕上がっていますし、なにより見た目のインパクトがすごいですね。
クッキリとボンヤリを上手に組み合わせていて、迫力があります。
ゲーム系の事業を行う組織だけあり、すごく WebGL を WebGL らしく活用しています。
こういう王道的な CG の表現って、最近ではあまりウェブサイト上で使われない感じもあるように思いますので個人的には見ていてすごく目の保養になりました。
3D シーンの作り方、たとえばカメラワークのような部分も含めて、すごく丁寧に実装されていて見ごたえがあります。
ぜひチェックしてみてください。
