スマートでクールな雰囲気かと思いきや強面おじさんが突如現れる UN7 のウェブサイト
突然出てくるおじさんがおもしろい
今回ご紹介するのは、主にゲームに関連したソフトウェア開発を手掛けているスタジオ、UN7 のウェブサイトです。
私はあまり eスポーツの文脈に詳しくないのですが、結構有名なスタジオなんですかね? サイトを見た感じだと eスポーツの選手のスポンサー活動やサポートといったこともやっているようでした。
今回のサイトは突然出てくる強面おじさんのインパクトがとにかくすごいです。
リンク:
UN7 | Experience the next era of gaming
コンテンツは動画素材などもうまく組み合わせている
今回のサイトでは、WebGL を使って 3D 表現を行っている部分がいくつか見られるのですが、一方で、動画素材を使って CG のような表現を行っている場所も存在します。
どういう基準で WebGL でやるのと動画でやるのとを切り分けているのかよくわからないのですが、たぶん、実装が大変なものは潔く動画で表現している、という感じなのかもしれません。
たとえば、この上の画像にあるメタボールのような紫色の球体は、パッと見た印象的には WebGL っぽく見えるんですよね。
実際このような表現は WebGL で実装することはできますし、そこまで難しいとか大変ということもないのですが、今回はそこは動画を使うことで表現しているようです。
スクリーンショットではちょっと見えにくいですが、メタボール状のオブジェクト(動画素材)の手前には、WebGL で描画されたグローブ(地球儀)が置かれていて、こういうデザイン的なレイヤー構造や組み合わせのこととかもいろいろ考えた上で、どのように実装するか判断しているのだろうなということがうかがえます。
そして、About セクションに到達すると突然ゴツい見た目のおじさんが出てきます。
いや、ほんとゲームに詳しくないからわからないのですが、このおじさんは何かのゲームタイトルの登場人物とかだったりするんですかね……
ただ微動だにせずに立っているだけというわけでもなく、時折周囲を見回すように首を動かしたり、ポーズを取ったりするモーションも付与されています。
今回のサイトのトップページでは、7 の数字を象ったキラキラのオブジェクトが登場し、最初の印象ではこういうわかりやすくきれいな CG 表現を多用したウェブサイトなのかなと個人的には想像していました。
そういう想像を働かせたうえで見ていたので、途中でおっちゃんが出てきたときはいろんな意味で想像の上を行かれたような気がして、個人的にはなんとも面白いなと興味をそそられました。
実際、こういう「いかにもゲームっぽい」ような演出があったほうが、ゲーム系の開発スタジオであればクライアントやサービスのユーザーに対して心象がいいのかもしれませんね。
ぜひチェックしてみてください。